Message6:『答え』を教えることが相手のためでしょうか
『答え』を教えることが相手のためでしょうか

人は皆、『答え』を欲しがります。
どうすればいいのか迷っているとき、
進む道を決められずに悩んでいるとき、
誰かに『答え』を教えてほしいと望みます。
あなたの大切な人が、
あなたに『答え』を求めてきたら、どうしますか?
「こうすればいいのだよ」
と教えるでしょうか?
『答え』を教えることが、相手のためでしょうか…
あなたが教える『答え』が、
あなたにとって最良のものであったとしても、
それが相手にも最良であるとは限りません。
「こうすればいいのだよ」
と言うことは、あなたの『正しさ』です。
一時的にその場を乗り切ったとしても、
相手はおそらく、また迷い始めます。
そのときに、あなたは再び『答え』を教えるのでしょうか。
それをくり返すのでしょうか。
相手があなたに
「どうすればいいのだろう?」と問いかけたならば
「あなたはどうしたいの?」と訊いてあげてください。
相手が話すことに、ただ耳を傾けてください。
ただ、相手に寄り添ってあげてください。
相手はあなたに、とりとめのないことを話すかもしれません。
それを聞いてあげてください。
あなたが《想い》で寄り添うならば、
相手はいずれ「私はこうしたい」という『答え』を自分で出します。
それは、あなたが思いもよらない『答え』かもしれません。
しかし、あなたが《想い》の中にいるならば、
あなたは相手をジャッジすることはありません。
相手がどんな『答え』を出しても、あなたは見守ることができます。
そして同時に、あなたは「正解などない」ことを知ります。
それから先、また迷うことがあったとしても、
相手は自分で答えを出すことができるでしょう。
迷いながら、悩みながら、
それでも自分で自分の進む道を選ぶことができるでしょう。
そうやって、私たちは自分の人生を歩んでいくのです。
あなたは相手から、そのことを学ぶだけなのです。
相手は、あなたに気づきを与えてくれているのです。
